荒神堂のタブノキ
京町温泉にたつこの古木が訴えるのは、生命力です。約300年という樹齢もさることながら、戦火に遭い半分以上を焼失してもなお葉を繁らせる力強さです。
タブノキはクスノキ科の常緑広葉樹。クスノキによく似ていますが、建築材としてはそれに劣るため「イヌグス」との不名誉な別名も。
しかしタブノキの名の由来には、霊魂のよりしろである「霊の木」がなまったものとの一説もあります。火の神を祀る荒神堂のかたわらで、火に焼かれてもなおたち続ける京町のタブノキには、そちらの方がふさわしい名です。
京町温泉に火災が少ないのも、この荒神堂のご神木のご加護かもしれません。昭和49年には市の天然記念物に指定されています。
写真を見る
地図を見る
巨樹一覧へ